この本丸は、表向き優良な本丸とされている。政府からの任務を忠実にこなし、刀剣男士への待遇も良い。審神者は人格者で、申し分のない本丸だといわれている。
だが、それはあくまでも表向きの話だ。
刀剣男士は一人ではない。鍛刀の際にもう一人同じ刀剣男士が顕現することがある。所謂「ダブり」だ。多くの場合、すでに顕現している刀剣男士に連結されたり、元の鋼に還されたりするのだが、この本丸では少し違う”使い方”をしていた。
「さぁ、皆一列に並んで。こらこら、順番は守らないといけないよ?」
審神者が手を叩く。
すると、それぞれの房から一糸まとわぬ刀剣男士が現れ、審神者の前に一列に並んだ。
すでにその肉竿は硬く勃起しており、ふるふると震えている。中には突き出した腰を振って誘う者も居た。
「そんなに待ちきれないのかい? いけない子だね。そう焦らないでも、きちんと注入れてあげるよ」
審神者は白濁した液体の入った小さな瓶を取り出すと、極細のスポイトで中の液を吸い上げた。
「今日は誰からにしようかな?」
一列に並んだ刀剣男士の息遣いが荒くなる。審神者は意地悪く刀剣男士の前を行ったり来たりすると、一番端で懸命に腰の震えをこらえている長谷部のモノを掴んだ。
「今日も可愛いね。皮被りのお子様ちんぽ」
「ひっ――」
「おねだりはどうするんだっけ?」
審神者に裏筋を撫でられて長谷部が息を呑む。
一度唇をきつく噛むと長谷部は審神者から目を逸らして、蚊の鳴くような声で呟いた。
「俺の……おちんぽミルクサーバーに、みるくの素をちゅーってしてください……」
何度やっても慣れない”おねだり”は、審神者の気には召さなかったようだ。軽く屹立をぺちんと叩くと、やり直しを命じる。
「長谷部の、お子ちゃまちんぽに、えっちになるとろとろお薬――ぐぁ!?」
「はい、時間切れ。君はいつまで生娘のように恥じらっているつもりだい? そんなんじゃ、優秀な家畜男士にはなれないよ? 内番一つこなせないでどうする。酪農の内番は、この本丸でも一番重要な仕事なのに」
長いスポイトの先を屹立の奥深くまで差し込んで、中に入った薬液を注入する。
この薬液は、刀剣男士を強制的に発情させるものだ。それだけではない、精液の量を劇的に増加させる。その原料はといえば……
「あ、あ、が……あぢゅ、ぃ、あぢゅ……」
「気持ちいいかい? 今日は特別に濃いのを注入れてあげたからね。後でリングを嵌めておこうね。
この頃少し生産量が落ちてきたからね。頑張ってぴゅっぴゅするんだよ?」
刀剣男士の精液だった。
搾り取られた精液から2205年のテクノロジーで強力な媚薬を生成するのだ。それを軟膏にしたりローションにしたりして、政府のお偉方や富裕層の好事家に売りつけて、その売り上げを本丸の運営費に充てていた。
表向きは健全な本丸。表に居る刀剣男士は誰もこの裏の顔を知らない。知っているのは審神者ただ一人だ。
裏の本丸では、重複して顕現した刀剣男士が酪農の内番という名の搾精家畜となって、日々媚薬の素である精液を搾り取られていた。
審神者は薬液を注入し終わると長谷部のモノにプジーを挿入した。そして、プジーを勝手に抜けないようにコックリングで戒めてしまう。媚薬によって暴走状態になった精巣がものすごい勢いで精を作り始め、それがどんどん睾丸に溜まってくる。ものの3分ほどで長谷部の睾丸は1.5倍近くにまで膨れ、軽く動いただけでもたぷんたぷんと音がしそうなほどになっていた。
プジーを挿入された刀剣男士から自分の搾精房へと戻っていく。
搾精房には卑猥な玩具などが準備され、それぞれが自慰をして精を放つのだ。放った精はすぐに搾精機によって吸い上げられ、新鮮な内に媚薬に加工される。
そして作られた媚薬の内1割はまた刀剣男士に「みるくの素」として注入されるのだ。
「光忠と長谷部は今日はこのまま残って。別な部屋に案内するからね。今日はそこで公開搾精があるから、薬が効いてくるまで我慢するんだよ」
その場に残った光忠と長谷部は色違いのレースの玉ブラを付けられ、屹立の根本にはリボンを結ばれてしまった。
「可愛いね。よく似合っているよ」
「あ、あるじ、くん……」
「どうしたんだい、光忠」
「これ、恥ずかしいよ――タマタマにこんな、こんなエッチな下着……」
「可愛いから良いじゃないか。可愛い光忠によく似合っているよ」
「で、でも、おちんちんの根本、縛られてて苦しくて……」
「我慢、だよ。今ぴゅっぴゅしたら気持ちよくなれないだろう?」
内股をすり合わせもじもじする光忠を見てにっこり微笑むと、審神者は二人を連れて公開搾精房へと向かった。
公開搾精房とは、政府のお偉方や富裕層に刀剣男士の搾精を見てもらうという催しだ。表向きは生産者と消費者のコミュニケーションを図るためなどと言われているが、実際は物好きの為の交尾ショーだ。
かといって、大勢の観衆が周りで見物しているわけではない。各方位に取り付けられたカメラが交尾の様子を撮影しており、それをサロンで鑑賞するというのが常だった。
「長谷部、今日はおまえが挿入れてやりなさい」
「…………はい」
「光忠、今日はおまんこで思う存分気持ちよくなっていいよ」
「でも――」
「みちゅ?」
審神者が静かながらも厳しいトーンで光忠の名前を呼ぶ。それは審神者だけが呼ぶ光忠の名前だ。
「後で気絶するまで搾ってあげるから、長谷部のみるくを搾ってあげるんだよ? わかったね?」
「う……うん」
「良い子だ」
審神者に頭を撫でられて光忠が肯く。
「それじゃぁ、後はいつも通りにね」
公開搾精房の扉が閉められる。
部屋には二人きりだ。カメラは巧みに隠されて気にはならない。気恥ずかしくて互いの顔を見ることも出来ずに時間が過ぎていく。
勃起した肉竿はドクドクと疼いており、すぐにでも射精してしまいたい衝動に駆られる。
「長谷部くん」
動いたのは光忠からだった。光忠は長谷部に擦り寄ると、睾丸をやわやわと揉みながら、長谷部の首筋に唇を這わせた。
「んっ――」
「すごいね。タマタマ、パンパンだよ」
「くっ、ぁ、そんなに、揉む、な」
「おちんちんも可愛い。今日は僕の中にたくさんぴゅっぴゅしてね?」
裏筋を擽り、皮の縁を撫でる。プジーを軽く抜き差しして先走りを溢れさせると、腰を密着させてきた。
「おちんちん同士キスしようか」
光忠の屹立は大人のそれだ。長谷部のものよりもたくましく、皮もきちんと剥けている。
「長谷部くんのおちんちんに、ちゅー♡」
裏筋に亀頭が擦りつけられる。
そのまま優しく長谷部を押し倒すと、光忠はシックスナインの体勢を取った。
「シックスナイン、しよ?」
「…………わかった」
何度やってもフェラチオは慣れない。ディルドで練習してみても、長谷部の口には大きすぎてとてもではないが咥えられたものではなかった。
光忠のペニスもそれぐらいあるだろうか。恐る恐る先端に舌を這わせてみる。すると、光忠の腰が跳ねた。
「ひゃんっ!」
「んぶっ!?」
プジーの隙間から先走りが溢れてくる。
薬の影響で先走りにも強力な催淫作用があるため、一滴舌に垂れただけでもそこからじんじんとした痺れが口中に広がってくる。粘膜は敏感になり、ペニスを擦りつけられるのが堪らなく心地よくなる。それは光忠も同じだった。
「はむ、んっ――ちゅ、ぢゅる……んぷぁ――」
夢中になって長谷部のペニスを頬張る。積極的に先走りを吸出し、睾丸を揉む。
「おいしぃよ、はせべくんの、おちんちん♡」
すっかり蕩けた顔で長谷部のペニスをしゃぶりながら、光忠は長谷部自身に頬ずりをした。
「ねぇ、僕のおまんこもぺろぺろしてぇ?」
自ら尻たぶを開いて後孔を見せつける。ヒクつくそこには少し前に審神者が軟膏を塗り込んでいた。すっかり熟れてはくはくと息づくそこはさながら口である。そっと人差し指を差し込むと、光忠のそこはキツく長谷部の指を食い締めた。
「気持ちいいのか?」
「うん、うん……きもち、いぃよ」
浅く抜き差しを繰り返し、徐々に解れてきた頃合いを見計らって少し奥まで挿入する。長谷部の指の腹がある一点を掠めた時だった。
「んひぃぃぃぃ♡」
雄叫びにも似た嬌声を上げて光忠が空イキした。
「あ゛ー……あ゛、あ゛ぁ……」
「どうした?」
「おまんこスイッチ、気持ちいぃよぉ」
すすり泣きながら腰を振り、長谷部のペニスにキスの雨を降らせる。そして、射精しないように根本をキツく締めながら、長谷部のプジーを引き抜いた。
「長谷部くん、早くおちんちんちょうだい? 長谷部くんの可愛いおちんちんで、僕のこと……孕ませて?」
光忠が床に寝転がり股を開いて長谷部を誘う。その様がなんだが無性に癇に障った。
長谷部は無理矢理光忠を四つん這いにさせると、光忠の熟れた後孔に自身を一気に突き入れた。
「ん゛ぉ!?」
「く、キツ、いな」
最初はゆっくりと腰を動かすので精いっぱいだった。光忠の肉襞は長谷部の放精を促すには十分な刺激だった。うねうねと動く襞が長谷部のペニスを根元から搾り始める。
ギリギリまで引き抜いてから最奥にペニスを叩きつけると、自分の根元を戒めていたリボンを引きちぎった。途端にそれまで行き場を失い渦巻いていた精が尿道を駆け昇ってくる。
「あ゛ー! 出る! 出るぞ! 出るっ!」
光忠の奥に長谷部の精がたたきつけられる。あまりの熱さと濃さに気をやりそうになりながら、光忠は後孔をヒクつかせて長谷部の精を搾った。
「しゅごい! しゅごいよぉ……びゅーびゅー……みゆく、びゅーびゅー」
そこからはもう二人はただの獣だった。
精を放ちながら腰を振り、腹が膨らんでも尚交わることを止めない。
「みなしゃんっ、見えてまひゅか? 僕はいま、はしぇべくんのみゆくで、ママになりまひた」
蕩けた顔を晒してピースサインを決める光忠を下から突き上げ、すっかり膨らんだその腹に何度目ともわからない精を放つ。その度に飲み切れなかった精が光忠の後孔から漏れた。
「あん、びゅぶびゅぶってしてう……かっこわゆいよぉ」
「ならもっと締めろ!」
乱暴にペニスを扱いてやれば、光忠の後孔が締まる。
「はしぇべくん、取って! リボン、取ってぇ! 僕もみゆく、びゅーってしたい!」
言われたとおりに長谷部がリボンを取ってやる。しかしプジーが邪魔をして光忠は射精できない。
「ん゛ぁー……あ゛ー……出りゅ、出りゅよぉ……」
尿道を精液が上がってくる。
光忠は後孔を長谷部に突かれながら、プジーの間から漏らすようにトコロテンをした。
長谷部が光忠の中から出ていく。まだ硬いままだが、このままでは光忠の腹が破裂してしまいそうだと思ったのだ。
すると光忠は腰だけを高く上げた四つん這いの体勢で、どこにあるともしれないカメラに向かって告げた。
「これから、はしぇべくんのえっちなみゆくを、びゅーってします」
尻たぶを開き少し腹に力を籠めれば、大量の精液が光忠の後孔から吐き出された。
「おまんこから、みゆくびゅーびゅーするのもきもちーね♡」
自らのプジーを引き抜き、何度も何度も射精しながら光忠は後孔から精液を吐き出した。
しまいには潮まで吹いて、気を失った。
「はしぇべくん、みちゅのおまんこきもちぃ?」
「あぁ……気持ちいい」
「はしぇべくんのみゆく、ほかほかで、とろとろできもちーよ」
二人の交尾は日付が変わるまで続けられた。
(完)
だが、それはあくまでも表向きの話だ。
刀剣男士は一人ではない。鍛刀の際にもう一人同じ刀剣男士が顕現することがある。所謂「ダブり」だ。多くの場合、すでに顕現している刀剣男士に連結されたり、元の鋼に還されたりするのだが、この本丸では少し違う”使い方”をしていた。
「さぁ、皆一列に並んで。こらこら、順番は守らないといけないよ?」
審神者が手を叩く。
すると、それぞれの房から一糸まとわぬ刀剣男士が現れ、審神者の前に一列に並んだ。
すでにその肉竿は硬く勃起しており、ふるふると震えている。中には突き出した腰を振って誘う者も居た。
「そんなに待ちきれないのかい? いけない子だね。そう焦らないでも、きちんと注入れてあげるよ」
審神者は白濁した液体の入った小さな瓶を取り出すと、極細のスポイトで中の液を吸い上げた。
「今日は誰からにしようかな?」
一列に並んだ刀剣男士の息遣いが荒くなる。審神者は意地悪く刀剣男士の前を行ったり来たりすると、一番端で懸命に腰の震えをこらえている長谷部のモノを掴んだ。
「今日も可愛いね。皮被りのお子様ちんぽ」
「ひっ――」
「おねだりはどうするんだっけ?」
審神者に裏筋を撫でられて長谷部が息を呑む。
一度唇をきつく噛むと長谷部は審神者から目を逸らして、蚊の鳴くような声で呟いた。
「俺の……おちんぽミルクサーバーに、みるくの素をちゅーってしてください……」
何度やっても慣れない”おねだり”は、審神者の気には召さなかったようだ。軽く屹立をぺちんと叩くと、やり直しを命じる。
「長谷部の、お子ちゃまちんぽに、えっちになるとろとろお薬――ぐぁ!?」
「はい、時間切れ。君はいつまで生娘のように恥じらっているつもりだい? そんなんじゃ、優秀な家畜男士にはなれないよ? 内番一つこなせないでどうする。酪農の内番は、この本丸でも一番重要な仕事なのに」
長いスポイトの先を屹立の奥深くまで差し込んで、中に入った薬液を注入する。
この薬液は、刀剣男士を強制的に発情させるものだ。それだけではない、精液の量を劇的に増加させる。その原料はといえば……
「あ、あ、が……あぢゅ、ぃ、あぢゅ……」
「気持ちいいかい? 今日は特別に濃いのを注入れてあげたからね。後でリングを嵌めておこうね。
この頃少し生産量が落ちてきたからね。頑張ってぴゅっぴゅするんだよ?」
刀剣男士の精液だった。
搾り取られた精液から2205年のテクノロジーで強力な媚薬を生成するのだ。それを軟膏にしたりローションにしたりして、政府のお偉方や富裕層の好事家に売りつけて、その売り上げを本丸の運営費に充てていた。
表向きは健全な本丸。表に居る刀剣男士は誰もこの裏の顔を知らない。知っているのは審神者ただ一人だ。
裏の本丸では、重複して顕現した刀剣男士が酪農の内番という名の搾精家畜となって、日々媚薬の素である精液を搾り取られていた。
審神者は薬液を注入し終わると長谷部のモノにプジーを挿入した。そして、プジーを勝手に抜けないようにコックリングで戒めてしまう。媚薬によって暴走状態になった精巣がものすごい勢いで精を作り始め、それがどんどん睾丸に溜まってくる。ものの3分ほどで長谷部の睾丸は1.5倍近くにまで膨れ、軽く動いただけでもたぷんたぷんと音がしそうなほどになっていた。
プジーを挿入された刀剣男士から自分の搾精房へと戻っていく。
搾精房には卑猥な玩具などが準備され、それぞれが自慰をして精を放つのだ。放った精はすぐに搾精機によって吸い上げられ、新鮮な内に媚薬に加工される。
そして作られた媚薬の内1割はまた刀剣男士に「みるくの素」として注入されるのだ。
「光忠と長谷部は今日はこのまま残って。別な部屋に案内するからね。今日はそこで公開搾精があるから、薬が効いてくるまで我慢するんだよ」
その場に残った光忠と長谷部は色違いのレースの玉ブラを付けられ、屹立の根本にはリボンを結ばれてしまった。
「可愛いね。よく似合っているよ」
「あ、あるじ、くん……」
「どうしたんだい、光忠」
「これ、恥ずかしいよ――タマタマにこんな、こんなエッチな下着……」
「可愛いから良いじゃないか。可愛い光忠によく似合っているよ」
「で、でも、おちんちんの根本、縛られてて苦しくて……」
「我慢、だよ。今ぴゅっぴゅしたら気持ちよくなれないだろう?」
内股をすり合わせもじもじする光忠を見てにっこり微笑むと、審神者は二人を連れて公開搾精房へと向かった。
公開搾精房とは、政府のお偉方や富裕層に刀剣男士の搾精を見てもらうという催しだ。表向きは生産者と消費者のコミュニケーションを図るためなどと言われているが、実際は物好きの為の交尾ショーだ。
かといって、大勢の観衆が周りで見物しているわけではない。各方位に取り付けられたカメラが交尾の様子を撮影しており、それをサロンで鑑賞するというのが常だった。
「長谷部、今日はおまえが挿入れてやりなさい」
「…………はい」
「光忠、今日はおまんこで思う存分気持ちよくなっていいよ」
「でも――」
「みちゅ?」
審神者が静かながらも厳しいトーンで光忠の名前を呼ぶ。それは審神者だけが呼ぶ光忠の名前だ。
「後で気絶するまで搾ってあげるから、長谷部のみるくを搾ってあげるんだよ? わかったね?」
「う……うん」
「良い子だ」
審神者に頭を撫でられて光忠が肯く。
「それじゃぁ、後はいつも通りにね」
公開搾精房の扉が閉められる。
部屋には二人きりだ。カメラは巧みに隠されて気にはならない。気恥ずかしくて互いの顔を見ることも出来ずに時間が過ぎていく。
勃起した肉竿はドクドクと疼いており、すぐにでも射精してしまいたい衝動に駆られる。
「長谷部くん」
動いたのは光忠からだった。光忠は長谷部に擦り寄ると、睾丸をやわやわと揉みながら、長谷部の首筋に唇を這わせた。
「んっ――」
「すごいね。タマタマ、パンパンだよ」
「くっ、ぁ、そんなに、揉む、な」
「おちんちんも可愛い。今日は僕の中にたくさんぴゅっぴゅしてね?」
裏筋を擽り、皮の縁を撫でる。プジーを軽く抜き差しして先走りを溢れさせると、腰を密着させてきた。
「おちんちん同士キスしようか」
光忠の屹立は大人のそれだ。長谷部のものよりもたくましく、皮もきちんと剥けている。
「長谷部くんのおちんちんに、ちゅー♡」
裏筋に亀頭が擦りつけられる。
そのまま優しく長谷部を押し倒すと、光忠はシックスナインの体勢を取った。
「シックスナイン、しよ?」
「…………わかった」
何度やってもフェラチオは慣れない。ディルドで練習してみても、長谷部の口には大きすぎてとてもではないが咥えられたものではなかった。
光忠のペニスもそれぐらいあるだろうか。恐る恐る先端に舌を這わせてみる。すると、光忠の腰が跳ねた。
「ひゃんっ!」
「んぶっ!?」
プジーの隙間から先走りが溢れてくる。
薬の影響で先走りにも強力な催淫作用があるため、一滴舌に垂れただけでもそこからじんじんとした痺れが口中に広がってくる。粘膜は敏感になり、ペニスを擦りつけられるのが堪らなく心地よくなる。それは光忠も同じだった。
「はむ、んっ――ちゅ、ぢゅる……んぷぁ――」
夢中になって長谷部のペニスを頬張る。積極的に先走りを吸出し、睾丸を揉む。
「おいしぃよ、はせべくんの、おちんちん♡」
すっかり蕩けた顔で長谷部のペニスをしゃぶりながら、光忠は長谷部自身に頬ずりをした。
「ねぇ、僕のおまんこもぺろぺろしてぇ?」
自ら尻たぶを開いて後孔を見せつける。ヒクつくそこには少し前に審神者が軟膏を塗り込んでいた。すっかり熟れてはくはくと息づくそこはさながら口である。そっと人差し指を差し込むと、光忠のそこはキツく長谷部の指を食い締めた。
「気持ちいいのか?」
「うん、うん……きもち、いぃよ」
浅く抜き差しを繰り返し、徐々に解れてきた頃合いを見計らって少し奥まで挿入する。長谷部の指の腹がある一点を掠めた時だった。
「んひぃぃぃぃ♡」
雄叫びにも似た嬌声を上げて光忠が空イキした。
「あ゛ー……あ゛、あ゛ぁ……」
「どうした?」
「おまんこスイッチ、気持ちいぃよぉ」
すすり泣きながら腰を振り、長谷部のペニスにキスの雨を降らせる。そして、射精しないように根本をキツく締めながら、長谷部のプジーを引き抜いた。
「長谷部くん、早くおちんちんちょうだい? 長谷部くんの可愛いおちんちんで、僕のこと……孕ませて?」
光忠が床に寝転がり股を開いて長谷部を誘う。その様がなんだが無性に癇に障った。
長谷部は無理矢理光忠を四つん這いにさせると、光忠の熟れた後孔に自身を一気に突き入れた。
「ん゛ぉ!?」
「く、キツ、いな」
最初はゆっくりと腰を動かすので精いっぱいだった。光忠の肉襞は長谷部の放精を促すには十分な刺激だった。うねうねと動く襞が長谷部のペニスを根元から搾り始める。
ギリギリまで引き抜いてから最奥にペニスを叩きつけると、自分の根元を戒めていたリボンを引きちぎった。途端にそれまで行き場を失い渦巻いていた精が尿道を駆け昇ってくる。
「あ゛ー! 出る! 出るぞ! 出るっ!」
光忠の奥に長谷部の精がたたきつけられる。あまりの熱さと濃さに気をやりそうになりながら、光忠は後孔をヒクつかせて長谷部の精を搾った。
「しゅごい! しゅごいよぉ……びゅーびゅー……みゆく、びゅーびゅー」
そこからはもう二人はただの獣だった。
精を放ちながら腰を振り、腹が膨らんでも尚交わることを止めない。
「みなしゃんっ、見えてまひゅか? 僕はいま、はしぇべくんのみゆくで、ママになりまひた」
蕩けた顔を晒してピースサインを決める光忠を下から突き上げ、すっかり膨らんだその腹に何度目ともわからない精を放つ。その度に飲み切れなかった精が光忠の後孔から漏れた。
「あん、びゅぶびゅぶってしてう……かっこわゆいよぉ」
「ならもっと締めろ!」
乱暴にペニスを扱いてやれば、光忠の後孔が締まる。
「はしぇべくん、取って! リボン、取ってぇ! 僕もみゆく、びゅーってしたい!」
言われたとおりに長谷部がリボンを取ってやる。しかしプジーが邪魔をして光忠は射精できない。
「ん゛ぁー……あ゛ー……出りゅ、出りゅよぉ……」
尿道を精液が上がってくる。
光忠は後孔を長谷部に突かれながら、プジーの間から漏らすようにトコロテンをした。
長谷部が光忠の中から出ていく。まだ硬いままだが、このままでは光忠の腹が破裂してしまいそうだと思ったのだ。
すると光忠は腰だけを高く上げた四つん這いの体勢で、どこにあるともしれないカメラに向かって告げた。
「これから、はしぇべくんのえっちなみゆくを、びゅーってします」
尻たぶを開き少し腹に力を籠めれば、大量の精液が光忠の後孔から吐き出された。
「おまんこから、みゆくびゅーびゅーするのもきもちーね♡」
自らのプジーを引き抜き、何度も何度も射精しながら光忠は後孔から精液を吐き出した。
しまいには潮まで吹いて、気を失った。
「はしぇべくん、みちゅのおまんこきもちぃ?」
「あぁ……気持ちいい」
「はしぇべくんのみゆく、ほかほかで、とろとろできもちーよ」
二人の交尾は日付が変わるまで続けられた。
(完)