封牙の発情
七星ラメル
封牙は鬼族の中でも鬼の血を濃く受け継いだのか、まるで獣の様な所がある。本人は必死に隠しているが、あまりにも機嫌が悪いと唸り声を出したり、好きな相手に体をこすり当てたいと思ったりする。長老に思わずその悩みを打ち明けて、それが鬼の本能が強くなっている為・・・・つまり始祖の鬼の血が濃い為だとと初めて知った。
封牙は少しずつそれを告白した。
好きだから、汗を掻いたりした時に抱き着いて体をこすり当てたくなる、相手の唇を舐めたくなる、興奮して息が荒くなる、・・・我慢出来ないのだと。
二人だけの秘密の時間が始まった。封牙が好きな事をする代わりに、体に触れたりしていい事。交わってもいい事。
「・・・・俺も・・交わりたい・・・・。俺もお前が好きなんだ・・・」
そうして獣の様に発情する封牙と体を重ねた。
ただ、封牙の中に出した後、自分も獣なのかもしれないと少年は思った。
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