空には僕らのことを突き刺すような日差しを放つ太陽が燦々と輝いていた。
こんな暑い日には、グダグダと大学の構内で屯しているよりも、どこかプールにでも涼みに行くのが得策ではないだろうか。
「お、それ名案。」
悠太郎が呟く。
悠太郎は大学の同級生で、付属の高校からの長い付き合いだ。
思い立ったが吉日ということで、僕らは付属高校からの同級生を数人集めて、近くの市民プールに行くことになった。
「せっかくだしさぁ、写真撮ってインスタにあげようぜ!」
そう言って悠太郎がスマホを取り出す。
最近は流行りの画像投稿サイト用の写真を取るためにみんなで集まりポーズを決める。
「おい、駿輔もっと寄れよ。見切れてるぜ。」
悠太郎が、僕の肩をギュッと抱き寄せた。
驚いて悠太郎の方を見ると、ニカッと笑っている。
わぁ、無自覚でやってるよ、こいつ。
「とるよー!」
パシャっというシャッター音がなる。
「おぉ、いい感じにみんな盛れてるわ。投稿しとくねー。」
サクサクと、スマホをいじり悠太郎が作業をし始める。
その間に僕らは入場チケットを買う。
市民プールだけあって入場料はとても安い。
大学生は三百円と、カラオケなどに遊びに行くより大分リーズナブルだ。
だから僕らは高校時代から夏場になるとよくこのプールに遊びに来ているのだった。
遅れてきた、悠太郎と合流し脱衣所に向かうと、プール独特の塩素の香りに包まれる。この香りが懐かしくも
あり、少し心地よい気分に感じられるのは僕だけなのだろうか?
「駿輔やっぱ、白いなぁ。」
悠太郎が僕の体を見て呟いた。
確かに僕の体は日に焼けても赤くなるだけだし、そもそもあまり外に出ないから白いのだけど、そんなに関心しなくても……
「あれ、この赤いの何?」
悠太郎が僕の首元を指差した。
確認してみると、そこには鬱血したような跡があった。
これは……。一瞬で昨日の出来事が思い出され、顔が赤くなる。
「どうした……?」
「いや、なんでもない!ただの虫刺されじゃないかな!なんか、痒いかも。」
なんとか、誤魔化すように首元をかきむしる。
この跡を付けた張本人には後で文句言わないと。
「そうか……?なら良いんだけど。」
「うん、そうそう!ほら、早くプール行こう!」
「そうだな。」
準備を整え、かけていたメガネを外し、逃げるように悠太郎をプールに引っ張って行く。それから約二時間。
僕らは泳ぎ続けた。夏の日差しで、まだ陽の高い夕方6時頃、ようやくと解散した。
こんな暑い日には、グダグダと大学の構内で屯しているよりも、どこかプールにでも涼みに行くのが得策ではないだろうか。
「お、それ名案。」
悠太郎が呟く。
悠太郎は大学の同級生で、付属の高校からの長い付き合いだ。
思い立ったが吉日ということで、僕らは付属高校からの同級生を数人集めて、近くの市民プールに行くことになった。
「せっかくだしさぁ、写真撮ってインスタにあげようぜ!」
そう言って悠太郎がスマホを取り出す。
最近は流行りの画像投稿サイト用の写真を取るためにみんなで集まりポーズを決める。
「おい、駿輔もっと寄れよ。見切れてるぜ。」
悠太郎が、僕の肩をギュッと抱き寄せた。
驚いて悠太郎の方を見ると、ニカッと笑っている。
わぁ、無自覚でやってるよ、こいつ。
「とるよー!」
パシャっというシャッター音がなる。
「おぉ、いい感じにみんな盛れてるわ。投稿しとくねー。」
サクサクと、スマホをいじり悠太郎が作業をし始める。
その間に僕らは入場チケットを買う。
市民プールだけあって入場料はとても安い。
大学生は三百円と、カラオケなどに遊びに行くより大分リーズナブルだ。
だから僕らは高校時代から夏場になるとよくこのプールに遊びに来ているのだった。
遅れてきた、悠太郎と合流し脱衣所に向かうと、プール独特の塩素の香りに包まれる。この香りが懐かしくも
あり、少し心地よい気分に感じられるのは僕だけなのだろうか?
「駿輔やっぱ、白いなぁ。」
悠太郎が僕の体を見て呟いた。
確かに僕の体は日に焼けても赤くなるだけだし、そもそもあまり外に出ないから白いのだけど、そんなに関心しなくても……
「あれ、この赤いの何?」
悠太郎が僕の首元を指差した。
確認してみると、そこには鬱血したような跡があった。
これは……。一瞬で昨日の出来事が思い出され、顔が赤くなる。
「どうした……?」
「いや、なんでもない!ただの虫刺されじゃないかな!なんか、痒いかも。」
なんとか、誤魔化すように首元をかきむしる。
この跡を付けた張本人には後で文句言わないと。
「そうか……?なら良いんだけど。」
「うん、そうそう!ほら、早くプール行こう!」
「そうだな。」
準備を整え、かけていたメガネを外し、逃げるように悠太郎をプールに引っ張って行く。それから約二時間。
僕らは泳ぎ続けた。夏の日差しで、まだ陽の高い夕方6時頃、ようやくと解散した。
僕は少し急ぎつつ家へと向かう。
家といっても僕の家ではない。
僕の首筋に跡を付けた張本人、つまり僕の恋人の家だ。
僕の恋人は同じ大学の大学院に通う先輩で、親がお金持ちらしく、買ってもらったマンションで生活している。
なんとも羨ましい限りである。
ただ、今日はメールで遅くなることを伝え忘れていたので、偉く怒っていらしく、数十件の不在着信が僕のケータイに入っていた。
電車が最寄駅に着くとダッシュで先輩の住む高層マンションに向かう。
五分ほど走るって到着すると、渡された合鍵でフロントの自動ドアを開ける。
エレベーターのボタンを押し、待っている時間ももどかしい。
ようやく降りてきたエレベーターに乗り込み十五階のボタンを乱雑に押す。
軽い浮遊感を感じさせながらエレベーターは高層階への登って行く。
ガラス張りから見える都会の景色も今は堪能している余裕もない。
十五階に着いたエレベーターが開き、先輩の部屋へ急ぐ。
震える手で鍵を開け、ドアに手をかけた。
「遅かったね。」
ドアを開いた瞬間、先輩の冷たい声が飛んできた。
やばい……怒ってる。
玄関で固まっていると、ゆらゆらと先輩が自室から出てきた。
「どこ行ってたの……?」
口元は笑っているけど、突き刺さるような目がこちらを見つめている。
「友達と遊びに……」
「ふーん、遊びにねぇ。どうだった?」
今度は優しい声が飛んできた。
……あれ?そんなに怒ってないのかな?
「た、楽しかったですよ。」
その答えに、先輩がゆっくりと僕の方まで歩いてきて、僕を抱きしめた。先輩の体温が僕を包み込む。
……心配してくれてただけなのかな?
「友達とプールに行ったんだってぇ。インスタで見たよ。そっかぁ。駿輔は友達の前でそのエッチな体見せて楽しかったんだぁ……」
先輩が僕の耳元で低い声で呟いた。
……めちゃめちゃ怒ってました。
「せ、先輩、ちょっと……」
先輩は僕の制止を無視して、僕のことをより強く抱きしめる。
後ろに回していた手で僕の尻を掴んだ。
「んっ……」
手はさらに這い回り、指先は僕の服の上から後腔を突き始める。
「んっ……先輩っ………」
「ほら、こうしただけで喘ぎだしちゃうくらいエッチな体なんだよ、駿輔は。この体で、いっぱいお友達を誘惑したんでしょ?」
「違う!そんなこと……あっ!ないですっ……」
涙目で先輩のことを見上げても、先輩の目は冷たかった。
「駿輔は嘘つきだなぁ。嘘つきはお仕置きしないとなぁ。」
そう言って、先輩は僕のことを抱き抱えた。……なんでこうなったのぉ。
僕を抱えたまま、先輩は寝室へと向かった。ドアを開けると、そこには見慣れたキングサイズのベットがあった。
昨日も使ったはずのベットが、何故か今日はとても恐ろしく見えた。
「駿輔。覚悟はいい?」
先輩が色っぽい声でつぶやいた。
言葉と反比例するとろけるような甘い眼差しに、思わず首を立てに振ってしまった。
「そうだなぁ。まず、淫乱な駿輔君には、一人で気持ちよくなってもらおうかなぁ。」
「へ……?」
先輩の一言に僕は固まる。それって……。もしかして……?
「ここで、オナニーして?」
マジですか……。
「それとも、淫乱な駿輔は、もっと恥ずかしいのがよかったかな?」
その言葉に僕はぶんぶんと首を振った。
この人は意地悪で言ってるんじゃない……。
本気で言っている眼だ。
僕、プールに行っただけなのに……。
「ほら、ズボン脱いで……」
先輩の指示に従い、ズボンを下ろす。
先ほどの愛撫で少し、立ち上がったモノを包んだ、ボクサーパンツが顔をのぞかせた。
「いろんな人に見られて、ここおっきくさせたまま帰ってきたんだぁ。ホントにエッチだなぁ。駿輔は。」
「ち、ちがう!」
こんな状態に、させたのは先輩でしょ!!!
そんなことはお構いなく、先輩は僕のモノをパンツ越しに弄ってくる。
ゆるゆると指が這う感覚に段々と体が反応してくる。
「ほら、僕に触られただけでおっきくなっちゃうぐらい淫乱なんだよ。駿輔は。」
「それは……んっ……先輩の指だからっ……」
「ふふっ。かわいいこというね。でも、許してあげない。」
なんで……。なんで許してくれないんですか!?
「ほら、これも脱いで。」
そういって先輩は僕のパンツを摘まんだ。
いくら恋人同士とはいえこんな凝視されている中で下着を脱ぐのは、あまりにも恥ずかしい。
羞恥で震える手で、ゆっくりと下着を下ろすと、僕の秘部が露わになる。
「見られて興奮して、ここ、もうトロトロになってるね。流石、淫乱駿輔君。」
「い、淫乱じゃないですってばぁ……。」
「言い訳しないで。ほら、手を添えて……そう。」
先輩の言われるままに、手を動かす。
まるで幼稚園の先生と園児のようだ。
やってることは卑猥だけど。
「手、気持ちよくなるように動かして……。」
ゆっくりと、自分の手を動かし始める。
いつも、自分でしてることのはずなのに、何故だか、今日は蜜が溢れて止まらない。
やばい……。
気持ちよすぎる……。
「なに、一人で悦に入ってるの……?これはお仕置きだよ?やっぱり、淫乱な駿輔にはこれじゃお仕置きにならなかったかぁ。」
「へ……?」
先輩がにやりと笑った。
そして、細い指で、僕の手首をつかむと、そのまま秘部から、引き離し、二つの腕を頭の上でベットにおさえつけた。
いったい細身の身体のどこにそんな力があるんだ……。
片手で抑えられているなに全然、抜け出せない。
「暴れてもダメだよ。あれ、どこだったかな。」
空いている手で、先輩は僕のメガネを外したし、ベットの下を漁る。
何を探しているのだろう……。
メガネを外されてしまったのでよく見えない。
「あったぁ。」
先輩が間の抜けた声とともに取り出したのは、よく見ると革製の手かせだった。
「まって!先輩?!」
「ん?待たない。」
慣れた手つきで、僕の手とベットの柵を貸せで繋ぐ先輩。
両腕をつなぎ終えると、満足したように笑顔になった。
「これで、自分で気持ちよくなれないね。」
なぜこの人はこんなにも笑顔なのだろう。
推察するに、僕をイジメるのが楽しくて仕方ないんだろう。
本人の中では「かわいがってる」って感覚なんだろうけど……。
ていうか、先輩、またベットの下漁ってる。
今度は何探してるんだろう。
しばらくガサゴソと探していると、ようやく、お目当てのモノを見つけたらしく、それを持って、僕の上へと跨った。
「さてと、駿輔、股開いて。」
言うが先か、動くが先か、先輩が僕の股を大きく開けた。
なんかもう抵抗する気力も起きない。
「後ろ、解すね。」
先輩は先ほどベットの下から探し出したローションを取り出し、手のひらへと、垂らした。
「ちゃんと、ならさないとね。僕は、駿輔が痛いのは嫌だよ。」
じゃぁ、この手枷外してくれませんかね……。
まぁ、無理か。
ひんやりとした、先輩の指先が僕の後腔に触れると、体が震える。
「んっ……」
「ほら見て、淫乱な駿輔は簡単にぼくの指を飲み込んじゃうよ。」
「わざわざ言わないでくださいよ……っ」
先輩の細い指が僕の中でゆっくりと動き、僕のことを攻め立ててゆく。
「あっ……んっ……」
「気持ち良さそうな顔してる。やっぱり駿輔は、解さなくてよかったかな。」
そう言うと、先輩は僕の後腔から指を抜いた。
そうすると先輩は、先ほど手枷とともにベットの下から取り出したものを僕に見せつけた。
歪む視界を目を細めてなんとかピントを合わせる。
「先輩……それ……」
「んー?これ?これは駿輔のために買ったバイブだよ。でも、駿輔には細いかな……」
その言葉に思わず僕は首を振った。
先輩が細いといったバイブは明らかに僕のには入らないと思うほど太かった。
「むりっ……むりっですって……っ!」
先輩は、僕の制止を無視してバイブのスイッチを入れる。
そのバイブがうねうねと動き出すのを見て先輩は笑顔になる。
「ほら、入れるよー。」
ゆっくりとバイブが僕の中に入ってくる。
プラスチックの感覚がなぜか、少し気持ち悪い。
「んっ……せんぱぁいっ」
「甘えてもダメ。ほら、全部入ったよ。」
「んっ!……んぁ!」
入らないとおもっていた、極太バイブが案外すんなり入ってびっくりする。
僕の中に入った、バイブは僕のナカを暴れまわりいろんなところを刺激する。
イイトコロに当たりそうで当たらない感覚がなんとももどかしい。
「どう?気持ちいい?」
僕は先輩の問にコクリと頷く。
「そっか。じゃぁ、駿輔ならそれで3時間はあそんでられるよね?」
「え……?」
「僕さぁ、今から大学に資料出してくるから。そこでお留守番しててね。」
え……?先輩?まさか……放置プレイ⁉︎
「んっ……そんなのっ……メールで送ればっ……ぁっ……いいじゃないですかぁっ……!」
その言葉に先輩は嬉しそうに笑う。
「それじゃお仕置きにならないじゃないか。」
本当にこの人は鬼畜だと思った。
「じゃ、行ってくるから。いい子で待っててね。」
先輩は出かける準備を整えると僕にキスを落とした。
先輩の綺麗な顔が、柔らかな笑顔になる。
そんな先輩の顔に僕の胸がきゅんと跳ねた。
あぁ、僕はどうしようもなくこの人の事が好きなんだなと改めて思った。
先輩こと都築晶馬は大学へと向かっていた。
目的は、駿輔に言ったように教授に資料を渡すためではない。
晶馬は目的地に着くと重い防音設備のついた扉を開く。
開けた瞬間、がなる様な楽器の音が響きわたる。
だか、晶馬が入って来たのに気づきピタリと音が止む。
「都築先輩……どうしたんですか?」
真っ先に口を開いたのはベースを肩にかけた、奇抜な髪型をした男だった。
「やぁ、悠太郎。久しぶり。」
「どうしたんですか?急に。」
大学院に進学して、サークルにあまり顔を出さなくなった晶馬の来訪にびっくりとした顔をする悠太郎。
そんなことをお構いなく、晶馬は話を続けた。
「今日さぁ、プール行ったんだって?投稿みたよ。」
「あ、はい。行きました。それがなにか……?」
「一緒にさ、槙野君って子いたでしょ。」
晶馬は笑顔で問いかける。
だけれどもその奥にある何かを悠太郎を感じた。
「せ、せんぱい……?」
たじろぐ悠太郎の耳元に口を寄せ、晶馬はこうつぶやいた。
「あれ、俺のだから。」
先輩が出かけて一時間強。
そろそろ体は限界だ。
切れそうな息を繋ぎ、なんとか快楽を耐え忍ぶ。
意識が飛びそうな中、遠くから、扉の開く音が聞こえた。
先輩だ……!待ちに待った音に心が躍った。
コツコツと聞こえてくる足音とともに僕の胸も高鳴ってゆく。
「ただいま。」
先輩のとろけるように響く声に体が反応する。
敏感に熟した身体が先輩の事を欲する。
「せんぱぁい……んっ……おそいっ……ぐすっ……はやくぅ」
「よしよし。お待たせ。ちょっと教授と話が盛り上がっちゃってさ。でも、これでいいお仕置きになったかな。」
先輩が僕の唇にキスを落とす。
先輩の顔が近くにあって眼鏡がなくてもよく見える。
その幸福感だけでもう果ててしまいそうになる。
その反応に先輩は満足したようで、服の上に手を添え、僕の乳首をくりくりと触り始める。
「だめっ!さわっちゃっ!……っ」
「ずっと、バイブ入れてたから身体が敏感になっちゃったんだね。かわいい。」
乳首をいじりながら先輩は、空いている手でバイブをぐりぐりと奥へ押し込んでくる。
「あぁぁぁあ!!あっ!あっ!」
バイブは容赦なく僕の奥を突き、電撃が走ったような感覚に襲われる。
「せんぱいっ!たすけてっ!あぁっ!」
「我慢しなくていいよ。このままイっちゃいな。」
先輩が優しく子供をあやすように語りかける。
フルフルと首を振っても先輩の愛撫の手は止まらず、僕は迫ってくる快楽に飲み込まれた。
「ああっっぁ!だめぇっ!」
「ふふっ。いっぱい出たね。気持ちよかった?じゃ、次は僕も気持ち良くしてね。」
先輩はそう言って僕の手枷を外した。
自由になった両手で先輩のズボンに手をかけた。
ゆっくりとズボンとパンツを脱がすと、先輩のモノが顔を出した。
「先輩のっ……おいしそう……」
「バイブも抜かないで……そんなに僕のが欲しいんだ。」
コクリと頷くと、先輩は柔和な笑顔で僕を見つめた。
「うれしい。」
先輩の手が僕の頭を撫でる。
別に性感帯でもなんでもない場所に先輩の手が触れるだけで、身体が熱を帯びた。
熱に動かされるように、先輩のモノを咥える。
男性器特有の匂いが口に広がる。
そんな匂いですら愛おしく思えてくる。
「ちゅっ……んっ……あっ」
「ふふっ。舐めてるだけで興奮してるんだ。えっちだなぁ、駿輔は。」
「だって、先輩のことっ。……んっ。好きだからっ……」
唇で先輩のモノの形を確かめながら、絞るように攻め立ててゆく、ちろちろとしたも使いながら、先輩が気持ち良くなるように何度も口を動かす。
「駿輔、赤ちゃんみたい。」
先輩は僕の頭を掴み、優しく自分のモノから引き離し、僕の後腔に刺さったバイブを引き抜いた。
「駿輔のこと、もっと味あわせて。」
先輩は僕の後ろに、自分のモノを突き立てる。
「んっ……はやく……せんぱいのっ、ください。」
その言葉を待ってか待たずか、先輩のモノが僕の中へはいってくる。
待っていた熱に犯される感覚に僕はめいいっぱい浸る。
「幸せそうな顔。」
先輩が僕の頬を撫でる。
「んっ……もっと……せんぱいの……あっっ……。」
脈打つ拍が、身体に伝わる。
先輩の全てを感じているようで、身体から想いが溢れ出す。
「あははっ……んっ……しゅんすけ、下とろとろっ……。」
先輩が甘い声で僕を求めている。
たったそれだけのことで僕は満たされる。
先輩の律動に僕は二度目の絶頂の到来を感じる。
「せんぱっ……ぼくっ……もぉ、でるっ……」
「んっ……はやいね。ふふっ。でも、僕もイきそうっ。」
「いっぱい、先輩のっ……僕にくださいっ」
「いいよっ……全部、受け止めてね……」
先輩の熱が僕の中に注がれる。
あまりの疲労に先輩の胸にそっと抱きつく。
先輩はゆっくりと細い腕で僕のことを抱き返す。
先輩の温かさを感じながら僕は意識を飛ばした。
「絶対……離さないよ。」